2010/04/03

昨日のはなし

最近、いろんなことがありすぎて、ブログに書ききれない。
写真を撮る余裕もない。しかし書き留めておきたいことはいっぱいあるので、貴重な体験を噛みしめる意味でも記述、記述!

昨日のはなし。
バイトを終えてチョンさんのリハーサルに向かう途中、スタバで一休みしていたらチョンさんに偶然あった。
「トモヒコさんはeat終わりましたか?」
と、いつものように流暢な日本語と英語を織り交ぜた韓国なまりで話すチョンさん。
二人で小一時間話し込んだ。

ダンスにおける基礎とは何か?いかにそれを築いていくか?そしてそれがいかに必要なことであるか?について。
チョンさんと話していると面白い。
話している間はゆっくりと時間が流れているような気がする。
チョンさんの哲学と身体性、センスとユーモアがゆっくりと空気に溶け込んで伝わってくるように感じて、とても心地がよい。

中でも僕が好きなのはチョンさんのたとえ話だ。僕が分からない単語があると、すぐに察してたとえ話をしてくれる。
そのたとえ話の中にでてくる登場人物、シチュエーション、出来事がすべてチョンさんがどのように世界をとらえているかの片鱗をうかがわせる。

自転車とかよく出てくる。本人も自転車が大好きで「ママチャリは便利ね~」とか言う。

その後リハーサルへ

今日は前回作ったピースをつかってデュオとトリオを制作。ショーイングしてディスカッション。

リハーサルは基本英語。自分の意見を明確に相手に伝えなければならない。恐ろしく集中力を使う。

この日はフィンランド人のエミーと「どうしたら魅力的な静寂をつくれるか?」という話で盛り上がった。
中でも面白かったのは「木が動かなくても魅力的なのは成長するという目的をクリアーに持っているからだ」というエミーの話。目的がクリアーにあれば立っているだけでも魅力的だという意見。これには納得させられた。

それについでチョンさんの「じゃあ魅力は動きなのか?存在なのか?」という話も面白かった。
話が盛り上がったところで時間切れ。怒涛の5日間がひとまず終わった。土日の休みを挟んでまた来週に続く。考えることは山ほどある。

その後、定例会化しつつある造形大出身のダンサー達との飲み会へ。それぞれがそれぞれの現場で活躍し、その土産話に花が咲く。

まず日本語が通じることに感動!
そしてこうしてダンスについて話せる友人たちがいることに感謝!

「本番で養われる力と、日々の鍛錬で養われる力の違いについて」という非常にマニアックな話題とその他盛りだくさん。楽しかった。

0 件のコメント:

コメントを投稿