2010/06/07

「わたし」と指差した方向の行く先はつづく

今日はGALLERY RAKUにて倉田翠企画展『今あなたが「わたし」と指差した方向の行く先を探すこと』に僕のダンスの先生であった山田せつ子さんがゲストで踊りに来るということだったので見に行きました。

が、踊りに巻き込まれ、その後のトークになだれ込み、打ち上げまでのフルコースを味わいつくした一日になってしまいました。いや、望んで巻き込まれたのは自分なので誰のせいでもありません。
ただ、グループゲストで一回、僕単品ゲストで一回、今日のセッションで一回、計三回の経験としか言いようのない時間は、本当に貴重な時間でした。

ゲストで誘われた時には、こんなことになるとは思ってもみなかったのですが、メンバーみんなが本当に頑張っている(こんなひとくくりの言葉でまとめてしまっては良くないと思いつつも他に言葉が見つからない)ので、本気でぶつかって行くよりありませんでした。

それはことのほかストレスでこの一週間、寝ても覚めても、このことばかり考えていて、どうしようもありませんでした。その分、得たものはあったし、しっかり傷ついたし、体験として残るものがありました。

考えてみれば今の自分に、失うものなんてない。
そもそも失うほど積み上げたものがないのだから、得るモノしかないし、残るのは、よっぽど嬉しいことか、傷のどちらかです。

今回は傷の方が多かった気がします。「自分、ほんとどうしょうもねーな」とか、どこかで見て見ぬふりをしてきたあれこれについて、ほじくり返されました。

正直嫌でしたが、今となって言えることですがそうやってみて見ぬふりし続ける方が嫌やなと思います。ほんとこれはほじくり返されたからこそ言えることですが。

別に、こうやって書くことで武勇伝を語りたいわけではないけれど、このブログは夏のソロに向けて立ち上げたブログであって、それが終わった後、消去されるかもしれないけれど、それまでに、ソロが観客の前で踊られるまでに、自分の体に起きたこと、その体になるまでに起きたこと、その踊りがどういった経緯を経て踊られたのかを、今後も、なるべく記録しておきたいと思うので、書きます。後で見返したら恥ずかしいやろうけど。

あと写真とか少ないのは、今後、努力します。

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