2010/07/23

踊りに向かう体

昨日C.T.T.上演会に向けて公開稽古がありました。集まってくれたのはスタッフ含め6人の方々。本当にありがたいことです。無音、美術なし、蛍光灯の下での約50分間のソロという、気分の悪くなるような稽古にお付き合いいただき、さらにはコメントまでしていただいて、本当に励みになります。

今回の作品は再演といえども、大幅な変更がされています。もちろんコンセプトは変わりませんが、やればやるほど変更したくなってしまって、増設を繰り返しています。
このような機会に人に見てもらい、貴重な意見をもらうと、作品を“作る”というよりは作品についてより“知っていく”という感覚になります。

自分の作っているものでありながら“知っていく”とは変な言い方かもしれませんが、ソロの場合、人の目からしか作品についてのことを”知る”ことはできないので、見てもらう人の目はとても重要な振付の一つといってもいいでしょう。

誰の、どの目に自分を写すか?によって自分の有り様が決まっていくこともあります。見て頂けるだけでもありがたいので、こんな偉そうなことは言えないのですが。。。

さて、そろそろ作品づくりも佳境に入ってきました。このころからどんどん失われていくものがあります。まず余裕、そして睡眠時間、さらに肌艶。部屋の清潔感などなど。。。
僕のソロはいつも、楽しいのは本番だけで、それまでは地獄の日々です。

それでも日々新しい発見が一つ、また一つと、辛うじて自分を創作へとつなぎとめています。これがあるから、こんなことがあるから、また明日もこの体は踊りに向かうのです。
他にもっと世の中に関わる方法があればすぐにでも乗り換えてやりたいと思いつつも、今の自分にはそれがなかなか見つかりそうもないし、実際見つかったところで、すぐ乗り換えるのは、たぶん無理だろなぁなどと思いつつ。

とりあえず50分踊るわけにもいかないのでC.T.T.に向けて30分に編集しなければなりません。悩んでいた矢先に今月の頭に公演をしたトルコ人のダンサーAydan turkerからメールが届きました。ホントに律義な人だなぁ。「公演頑張ってね!」とのこと。これがあるから、こんなことがあるから、また明日もこの体は踊りに向かうのです。

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