2010/07/24

落雷の後に

今日の午後、京都はバケツをひっくり返したような雨と、夏の始まりを告げるかのような雷に見舞われました。
幸い夕立の直撃を受けることなく済んだのですが、道を歩いていても風呂場にいるみたいな湿度。体には乾燥より湿気てる方がありがたいんですが、僕の体は脂肪が無いため体温調節が大変です。

これが結構笑い話ではなく、気温の変化の激しい季節や、室内と室外を行き来するような日は、替えのTシャツと上着を一枚必ず持参し、体温を調整しないとすぐに風邪をひきます。要は体に脂肪が無いため、熱しやすく、冷めやすいという“遊び”の無い体というわけです。

つまり今の季節、稽古には上着一枚、Tシャツ四、五枚、タオル二枚と、膨大な衣服が必要になります。もう作品を作っているのか、洗濯物を増やしているのかの区別はつかなくなります。

そして今日、切ないことに、自分のやっていることと、自分のやりたい事との区別がつかなくなりました。作る上ではよくあることです。

なので、本番四日前にして、全ての構成、すべての振付を無かったことにして、一からやり直しすることを決意。
「面白くないなら、変えればいい」こんな当たり前のことをスッパリと言えるようになったのは、ごくごく最近です。今でもヒヤヒヤしますが、たぶん今より悪くなることは無いはず。いや、良くなります。四日もあるし。

C.T.T.上演会は28日19:30、29日18:00、京都アトリエ劇研です。

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