2010/08/10

稽古を見てもらうこと

さて、東京での本番まであと2週間となりました。そろそろ、人に見てもらうことが重要になってきます。一人で作っているので、これは本当に大事です。

しかし今日は一人での稽古でした。良く人に「何時間も一人で稽古して、頭おかしくならないんですか?」という質問をされます。
もちろん“頭おかしくなる”んですけど、ちょっとおかしくさせないと僕の場合、体が遊び始めないという所があって、前にも書きましたが頭でっかちなので頭をどこかにおいてくるか、麻痺させるような事をしないと、どうしても体が動いて行きません。

いや、動くには動くんですけども、遊びになっていかないという所があります。「『遊ぶ』ことは社会の規則や制度、決まりごとから体を解除することだ。」と言ったのは、故、太田省吾さんでした。解除する。その手続きは、年を重ねるごとに難しく、込み入ってくるようです。

と、書いたとたんに「そんなことは思い込みで、今すぐにだって解除する方法はある」と自分の中の声が言う気がしますが、これ、やりだすときりがないのでいったん置いときます。。。
しかし実際、解除した状態をお客さんの前でするわけですから、どんどん人に見てもらうのは良い稽古になります。

かつて照明をやってくれる女の子に稽古を見せたとき「どうでしたか?」とたずねたところ、「かゆくなりました」という答えが帰ってきたことがありました。
いつかセクハラで訴えられるかもしれません。

1 件のコメント:

  1. チケットぴあから情報を知ってウェブサイトに飛んできました!
    実は東京のシアターを探していて、今回パフォーマンスされるアゴラ劇場はどのくらいの広さなんでしょうか??平面図を見ても実感がわかず、困ってました。
    本番前にすみません。
    ぜひ観に行きたかったですが、ロサンゼルスなのでいけないのです、、、。

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