2012/10/23

新作リハーサルスタート

久々のブログ更新です。
やはり、創作を始めるとその日のことをまとめたくなるのでしょうか?ツイッターやFacebookでは済まない、自分の記録として、文章を書きたくなります。

と、いうことで、とうとう京極朋彦ダンス企画新作のリハーサルが始まりました。
今回はschatzkammerという京都の団体とのコラボレーション企画です。

schatzkammerとはダンサーの夏目美和子さんとデザイナーの森本達郎さんのユニットで2001年に結成され、京都を拠点に活動されているダンスカンパニーです。

今回はそのschatzkammerさんに僕がダンサーで参加する作品と、京極朋彦ダンス企画が振付けた作品の二本同時上演です。

schatzkammerさんは毎回、舞台美術が豪華ということで有名ですが、今回はその森本達郎さんが制作される舞台美術をschatzkammer作品、京極作品が共通に使います。
つまり、同じ美術で違う作品が見られるという面白い機会です。

京極作品には倉田翠、松尾恵美の二人が参加。女性デュオです。
前回のカンパニー初作品に出演してくれた、強力な女性陣を迎え、新たな創作に挑みます!

カンパニーを持ってよかったと思うのはやはり、作品を通して、時間をかけてメンバーの体を知って行けるということです。前回は初めてで、てんやわんやでしたが、今回は同じダンサーとご一緒させてもらえるので、その経験を直に生かすことができそうです。

ともあれ、作品作りは楽しい!
ソロ作品を作り、いろんな場所で上演させてもらうことや、海外に行くこと、ワークショップをさせてもらうことも楽しいし、すごく勉強になるのですが、やはりそれらの経験は全て、稽古場での創作のためにあるという気がします。

作品創作は僕のすべてをつぎ込むことのできる場であり、ここでの自由のために様々な苦労がある。
そして、この狭い稽古場が僕と世界とを繋げていくという希望も、そこにあります。

振付、演出に徹するのは初めてなので、僕の見たい世界を、思う存分作りたいと思います。
いい作品にするぞ!


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