2014/07/14

KYOTO DANCE CREATION vol.3 参加振付家紹介パート3

さて、本日はKDC参加振付家紹介パート3といたしまして、きたまりさんの稽古場にお邪魔させていただいた時の事を書かせていただきます。写真はですね、あんまり本編と関係ない気がしますが、、、。

今回きたまりさんは、このKDCに公募で応募してきて下さいました。
人に参加したいと言ってもらえることは、企画をやっている側としては、本当に続けてきてよかったなと思える瞬間でして、ましてや、自分の先輩にあたる人にそう言ってもらえたことは、とっても嬉しいことでした。

そして今回きたまりさんは気合の入ったソロを踊ってくれます。
きたまりさんと初めて出会ってから、かれこれ10年ぐらいの月日が流れていますが、今、きたさん自身の踊りに、ある変化が起きていると僕は感じます。

それはどう言葉で説明したら良いものかわからないのですが、今回のソロダンス『ヲどろン』には、今までのきたまりさんとは確実に違う何かがある。



それはおそらく、きたさんの今までの活動が無関係ではないと思います。
自身の主宰団体KIKIKIKIKIKIでの活動やソロでの国内外の活動、演劇作品への参加、Dance Fanfare Kyotoのオーガナイズなどさまざまな角度からダンスに携わってこられたきたまりさんが、それらを経て、今、あらためて、真っ向からダンス、踊りというものに立ち向かっている。
その着実な足取りと気概が、踊りを変えていっていると思うのです。

まさにきたまり流『ヲどりのろンり』をリハーサルの時点でビシビシ感じます。
常に辛辣に踊りに向かい続けるきたまりさんの姿に僕はいつも自分自身を問い正されます。
僕なんかが書かなくてもきたまりさんの体が劇場で多くを語ってくれるものと信じています。
ダンスに携わる人は必ず、そうでない人にも是非見てもらいたい、きたまりさんのソロダンスです。

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